ジェットスターでサーフボードを持ち込みする料金とサイズと手荷物の注意点

サーフトリップに行く際に欠かせない飛行機ですが、大手航空会社や格安の運賃で僕らを旅先まで運んでくれる格安航空会社まで選択肢は幅広くなっています。
お金に余裕がないサーファーは、格安航空会社の普及はかなり助かります。
しかし、格安航空会社によってはサーフボードの持ち込み料金や持ち込めるサイズなどしっかり調べる必要があります。
搭乗日になって「マイサーフボードを持ち込めなかった」、「料金が割高になった」なんて悲しいことになったら悲惨ですからねw
そこで今回は格安航空会社大手と言われるジェットスターへのサーフボードの持ち込み料金ついて書いていこうと思います。
以前にバニラエアやピーチ(Peach)といったLCCやソラシドエアと言った航空会社の料金も別記事で書いていたので、そちらも合わせて参考にしてみて下さい。
参考:バニラエアでサーフボードは持ち込みできない?手荷物としての料金はいくら?
参考:ピーチ航空(Peach)のサーフボードの飛行機手荷物料金は?予約などの注意点はある?
参考:ソラシドエアはサーフボードを手荷物持ち込みできる?預け料金やサイズについても
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ジェットスターでサーフボードを持ち込みする料金はいくら?
ジェットスターでは長さが1mを超えるスポーツ用品の持ち込みには追加の料金が発生します。
サーフボードは当然1m以上ありますので追加料金が発生すると言うことになります。
追加料金は国内線・国際線とも2000円となっていますね。
ただ、注意が必要なのは”2000円だけ払えば持ち込み出来るということではない”ということです。
この2000円というのはあくまで”サイズの大きい荷物にかかる追加料金”なので、受託手荷物として預ける料金は別途必要ということになります。
・手荷物に関する注意点は?
ジェットスターのエコノミークラスには、
・”Starter”
・”Starter Plus”
・”Starter Max”
というプランがあります。
このプランの違いによって受託手荷物にかかる料金も変わってきます。
1番格安で行けるStarterでは受託手荷物(預ける荷物)がすべて有料になり、最低15kg~最高40kgの間で5kg単位で購入しないといけません。(たとえ8kgしかなくても15kgの料金からです)
そして国内線や一部の国際線では、旅行者が増える繁忙期と暇な閑散期で受託手荷物にかかる値段が変動します。
また、ネットで航空券を予約したときに一緒に受託手荷物枠を購入した場合と、あとでネットで追加した場合、空港カウンターで追加した場合、ゲートで追加した場合でも金額が異なります。
調べてたらわかりやすい表があったんでお借りしました。
日本の国内線の場合
予約時 950円*1 ~1,750円*2 予約後オンラインで追加 2,100円 空港チェックイン時 3,500円 ゲートにて追加 4,000円 *1 関西⇔福岡 通常期 *2 成田⇔新千歳 繁忙期
引用:わーとら様
ジェットスターの日本の国内線の場合、この表の料金にプラスしてサーフボードの大きいサイズの手荷物として2000円がプラスされるということになります。
一方の国際線では、15kgの受託手荷物枠の料金は以下の通り。(調子に乗って国際線の表もお借りしちゃいましたw)
ジェットスター受託手荷物料金表(国際線) 国際線 料金 予約時 成田発着 香港/上海 1,900円 台北/マニラ 2,300円*3 ~4,000円*4 ケアンズ/ゴールドコースト 2,500円 関西発着 ハノイ/ダナン 2,000円 香港 2,300円 台北 2,500円 マニラ 2,700円 クラーク 2,900円 ケアンズ 2,500円 中部-マニラ 2,500円 那覇-シンガポール 2,500円 当日空港にて アジア路線 5,000円 オーストラリア路線 8,500円 *3 通常期 *4 繁忙期
引用:わーとら様
ジェットスターの国際線にサーフボードを持ち込みする場合はこれらの料金に2000円がプラスされるということになります。
ちなみに、15kgの受託手荷物枠を購入した場合は、預ける荷物の総重量を15kgに収める必要があります。
サーフボードのほかにスーツケースなどを預ける予定なら、2つ合わせた総重量が15kgを超えないようにしないといけないということですね。
・預けられるサーフボードのサイズは?
ジェットスターの飛行機に持ち込み出来るサーフボードのサイズですが、運航する機体(機材)によって変わります。
日本から出航する便では2018年11月現在で、
A320型機・A321型機・Q300型機・787型機となっています。
各機体によって持ち込める1辺の最大の長さが決まっているようですね。
持ち込めるサイズがA320型機、A321型機、Q300型機は”2.3m”まで、787型機が”2.77m”までとなっています。
注意が必要なのは、このサイズがサーフボードをボードバックに入れた時のサイズということです。(梱包後のサイズということになります)
ですので、A320型機、A321型機、Q300型機が使われるアジア間の運航や日本の国内線はショートボードオンリーですね。
オーストラリア発着の787型機は2.77mまでなのでファンボードか頑張ってセミロングまでといったところでしょうか。(梱包方法で変わりそうですが)
ただ、オーストラリアについてからオーストラリア国内でジェットスターを使用するとA320型機、A321型機、Q300型機といった2.3mまでしか積めない機体になります。
ショートボードなどは良いですが、セミロングなどは乗り継ぎがあるかどうかも十分に把握していないといけませんね。
ちなみに、飛行機にサーフボードを預ける際はしっかりと梱包しないといけません。
理由はサーフボードが破損するからという単純な理由ですw
世界のプロサーファー達も飛行機に持ち込みをしてかなりの被害を受けています。
ですので梱包には十分な注意が必要になりますね。
参考:飛行機にサーフボードを持ち込みすると破損する?サーフトリップでの梱包方法は?
手荷物を預ける際の注意点
上述した表を見て分かる通り、事前に受託手荷物の予約をせずに当日荷物の受付をすると、
・国内線の場合は空港カウンターで3500円、搭乗ゲートでは4000円。
・アジア内の国際線の場合は空港カウンター、搭乗ゲートともに5000円。
・オーストラリアの発着便に至っては、空港カウンター、搭乗ゲートともに8500円。
というたまげる受託手荷物料金が発生します。(汗)
しかも、15kgをオーバーしていたら国内線で1kgごとに800円、国際線では1kgごとに1500円の超過料金を払わないといけません。
仮にオーストラリアに行く場合で考えてみましょう。
事前に受託手荷物の手続きをしないでサーフボードと着替えなどのスーツケース総重量17.5kgを空港カウンターで手続きしたときにかかる料金は、
8500円(受託手荷物料金)+4500円(超過手荷物料金1kg×3)+2000円(大きな荷物の追加料金)=15000円
と、荷物料金だけでとてつもないことになってしまいますねw
せっかくのサーフトリップも行く前にゲンナリしてしまいそうです。
こんな悲惨なことにならないためにも受託手荷物の料金は事前に払っておくのがベストです。
1kgにかかる超過料金も結構バカにならないので、お土産などで帰りの荷物が多くなりそうなら保険の意味でも20kgや25kg分の受託手荷物料金をあらかじめ払っておくのが賢い選択になりそうですね。
また、あらかじめ荷物の重量をラゲッジチェッカーで計測しておくというということも自己防衛になります。
割高な超過料金を防ぐためにも! |
そこまで高いものはないので、超過料金を防ぐためにも1つ持っておいても良いですね。
スーツケースだけでなく梱包後のサーフボードの重量も計測出来るのでかなりおすすめですよ!
・StarterPlusの活用もおすすめ
StarterPlusというオプションプランでは、
”国内線は10kg”まで、”国際線では20kg”までの受託手荷物が無料で預けられるプランになっています。
StarterPlusはちゃっかりPlusとも呼ばれており、Starterの運賃に”国内線は+2000円”、”国際線は+4000円”でオプションとしてつけることが可能です。
料金体系がいまいち分からない人はこのオプションをつけても良いかもしれませんね。
機内に持ち込めるのが高さ56cm/横幅36cm/奥行き23cmのサイズさえ厳守知れば、7kgまで無料ですので、サーフボードを持っていっても大丈夫そうです。(荷物が少なければ)
(※Q300型機のニュージーランド国内地方路線 は高さ48cm/横幅34cm/奥行き23cmです。)
これでも受託手荷物を預ける際の重量が足りない場合は預ける重量の追加購入が出来るようです。
しかし、その肝心の料金の情報が全然ありません。(汗)
一部のブログではStarterPlusの10kg枠を15kgにすると950円の追加料金が発生すると書いてありましたが(国内線の場合)、2017年の情報なのでちょっと信憑性に欠けますね~。
ただ、この料金から大幅に値上げということも考えづらいので、参考にはなると思います。
StarterPlusでは受託手荷物の無料枠のほかにも特典があるようなので検討しても良いかも知れません。
Starter、StarterPlus、StarterMaxの違いはジェットスターの公式サイトに載っていますのでそちらを参考にすると比較しやすいです。
ちなみに、StarterPlusの上のStarterMaxはしっかりMaxとも呼ばれており、無料の受託手荷物枠が国内線・国際線ともに30kgまでになっています。
1番安いStarterに”国内線は+4000円”、”国際線は+7700円”で利用出来るオプションプランとなっています。
まとめ
以上、ジェットスターのサーフボードの持ち込み料金やサイズ、手荷物の注意点について書きましたがいかがでしたでしょうか?
ジェットスターの料金体系を書きながら思ったんですが、手荷物にかかる料金がかなり複雑な印象です。
しかも公式サイトもかなり見づらいという悲惨さw
旅慣れしてしてない人がこのサイト見てもチンプンカンプンでしょうね~。(汗)
ジェットスターでは手荷物超過料金がかかると、とんでもなく割高になってしまうのでそこは注意したいところです。
サーフトリップに行く際は、サーフボードと預ける荷物の総重量が、購入した重量枠を超さないようにしてくださいね!
別の記事ではジェットスター以外の航空会社のサーフボードの持ち込み料金やサイズについて書いていますので、そちらも参考にしてみて下さい!
参考:飛行機へのサーフボード持ち込み料金の航空会社別まとめ!サイズと重量で値段は変わる?
ではでは今日もファンウェーブを期待して!!