コンタクトしたままのサーフィンは危険?視力が悪いサーファーが海で楽しむオススメの方法

今年こそサーフィンをやろうとしてる人で視力が悪い人は、
「コンタクトしたままサーフィン出来るの?危険じゃないの?」
って気になりますよね?
最近では1人でサーフィンを始めるといった人も増えてきているようですので、周りに聞く人がいないと不安ですよね。
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最初に言ってしまうと、
”コンタクトしたままでもサーフィンは出来ます”!
というのも、僕がコンタクトをしたままサーフィンをやっているから!
個人的な考えですが、視力が悪いままで海に入ることはオススメしません。
その理由は”周りが見えないととても危険”だから。
「じゃあコンタクトをして入れば問題ないんだね!」と思った人ちょっと待ってください!
コンタクトの着用も一歩間違えれば目の網膜を傷つける危険性があるので、むやみやたらに着用すればいいってものでもありません。
そこで今回は、コンタクトをしたままサーフィンをするときの注意点や視力が悪いままでサーフィンした時の注意点などについて書いていきたいと思います。
下記クリックで好きな項目に移動
視力の悪い状態でサーフィンするのは危険?
普段メガネをしていている人が、海に入る時に裸眼で入水すると色々な危険があります。
というのも、”波が来ているのにわからなかったり”、”ほかのサーファーの動きを把握するのが遅れる”といった事が起こってしまうから。
これは怪我やトラブルの原因になるので本当に危ないですね。(汗)
波がいいときって、ポジション取りのためにみんな動きますから、少しも周りが見えていないといけません。
波待ちの時点で場所取りをできていれば良いですが、待つ場所の選定も最初のうちは全然分かりませんから、常に周りを把握する必要があります。
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そもそも危険を避けようと思っても、パドリング力がない初心者は漕いでもなかなか進まないので、早めに危険を察知するための視力はかなり重要といえます。
また、最初のうちはルールやマナーを完全に理解していない場合も多いなか、さらに視力も悪いとなるとさらにトラブルになる可能性があります。
とくに気を付けたいのが、世界共通のサーフィンのルール違反である前乗りですね。
視力が悪いがゆえに、優先位置から乗ってきたサーファーに気が付かず前乗りしてしまったら、トラブルの原因になるのは間違いありません。(汗)
前乗りに関しては、謝罪しても激昂するサーファーやしつこくネチネチと言ってくるサーファーも多いですので本当に注意したほうがいいです。
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また、前乗りして相手とぶつかったとして、ボードをクラッシュするだけで済めばいいだすけど、自分が怪我したり、相手に怪我を負わせたりといったことになったら、それこそ目も当てられません。
ザッと考えただけでもこれほどの危険があるので、視力の悪い状態では入水しないほうがいいのは明白です。
コンタクトをしてサーフィンをするときの注意点
一方で、コンタクトをしたままサーフィンをする際にも幾つかの注意点があります。
僕が実際に経験したことも含めて、どのような注意点があるのかみてみましょう。
・コンタクトが外れる事がある
サーフィン中に”コンタクトが外れてしまう”ということがたまに起こりますね。
とくに風が強い日なんかはテイクオフした時のシブキが目に入って簡単にコンタクトがとれてしまいます。(汗)
あと波数が多いときにドルフィンスルー(波の下を潜る動作)を沢山やらなきゃいけないときや雨の日のサーフィンなども目に水が入って取れやすいので要注意です。
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どちらか片方のコンタクトが取れると、遠近感が把握できなくなるので、沖から来た波とのタイミングが合わずにパーリングしたり、周りのサーファーとの距離感が分からなかったりしてかなり危険です。
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そして何より、ライディングしている最中の視界もぼやけてしまって、技を決められなかったりもするので(僕の場合は技術の問題ですがw)、サーフィンの楽しさも半減でテンションがダダ下がりになってしまいます。
・コンタクトが海で取れてしまったときの対処法は?
海でコンタクトが取れたときの僕がやっている対処法というか、行動?なんですが、いくつかあるので紹介しようと思います
まず、海に入ったばかりでコンタクトがとれてしまったら、面倒ですが一度海から上がって予備のコンタクトを付け直すのがおすすめです。
上述したように、コンタクトが外れたら視界が悪くなり危険も増えるし、全然サーフィンが楽しくなくなりますので早急にコンタクトを付けに上がったほうが色々と効率が良いです。
これが海に入って1時間半くらい経過していたら、よほど波が良い場合でない限り上がってもいいんですけどね。
さすがに海に入ってすぐにコンタクトが取れてずっとそのままはキツいですからw
なので、コンタクトが取れた場合の予備のコンタクトは必ず携帯しておくのが良いです。
車で来ていた場合、予備のコンタクトがないと帰りの運転にも支障をきたします。
あと、コンタクト取れた瞬間って、実は目の周りにまだ張り付いていることが多いんです。
なので、「あっ、コンタクトが取れた!」って思った瞬間にすぐに目の周りを触ってコンタクトがあるか確認したほうが良いですよ!
あくまで僕の場合ですが、まだコンタクトが目の周りについてたら、口の中にコンタクトを入れて岸に戻って岸でつけなおしてまた入水します。
沖で波待ちしながらでも良いんですが、風で飛ばされたり、波が来て結局どっかになくしたりすることが多いので岸で付け直すのがおすすめです。
波数やサーファーが多いと邪魔にもなるので、安全面からも一度上がったほうがいいですよ!
ちなみに、口の中に入れるのは不衛生では?と考える人もいますが、、そもそも海にも恐ろしい数の微生物や細菌がいて、サーフィン中には目や鼻や口にガンガン入っています。
関連:サーフィン後に鼻から海水が出るのは危険?水の抜き方や注意点も
それを考えると、自分の口の中の方がおそらく許容できますよねw
でもなんか嫌だという人は車まで戻って新しいコンタクトを付け直すしかなさそうです。
一度サーフィンで使用したコンタクトは着用後捨てる
これは僕が通っている眼科の先生から聞いた話なんですが、コンタクトって海水に触れると成分比率が変わってしまうそうです。
その成分比率の変わったコンタクトをサーフィン後も使用していると、目の角膜へのダメージがとても大きいとのこと。
なので、サーフィンで使用したコンタクトは使用後には捨てる事が、目の健康には望ましいらしいです。
先生曰く、そもそもコンタクトをしてマリンスポーツをすることもあまりおすすめしないそうですが、それしか方法がないのであれば使用後のコンタクトはその後使わないのが良いそうです。
また先程細菌や微生物の話もしましたが、コンタクトで繁殖して目の病気の引き金になる可能性も十分にあるそうですよ。(汗)
それを考えると、2週間や1ヶ月の使い捨てのコンタクトをサーフィンで使用すると色んな意味で損をしかねません。
1度の使用で捨てるのもとてつもなく勿体無いし、サーフィン後も使っていたら目へのダメージが半端なさそうです。(汗)
そこで活躍するのが1DAYタイプのコンタクトです。
1DAYタイプなら使用後も捨てられるので、海で失くしたときや目のダメージを考えてもかなり重宝します。
これからコンタクトをしてサーフィンしたいと思っている人にはかなりおすすめです。
しかし、正直1DAYも安くはないので、金銭的負担がデカくなるのがネックなんですよね~。
サーフィンって実はお金かかるスポーツなので、道具代のほかにコンタクト代がかさむと結構しんどいという人もいるはずです。
関連:サーファーは貧乏人が多い理由はサーフィンでお金がかかるから?初期費用はいくら?
ただ、”失明の危険性”や”サーフィンができなくなる”といった危険を考えると、サーフィンをする上での必要経費として諦めるしかない気がしますね。
定位的に眼科の診察を受ける
上の項目の続きの感じになりますが、サーフィンでコンタクトをしている人は、定期的に眼科で検診を受けるようにしたほうが安心ですね。
最近はネットでコンタクトを購入して眼科に行かない人も多いようですが、目のことですから定期的な検診はした方が良いです。
僕が通っている眼科の先生曰く、コンタクトしたままでサーフィンすると塩水や紫外線、風などの影響でとてつもない負荷が目にかかるそうです。
自分では大丈夫と思っていても、知らず知らずのうちに目が傷だらけになっている事が多いのだとか。
目の健康を守るためにも三ヶ月に一回位のペースで検診を受けるのがおすすめのようですよ。
レーシックや度付きゴーグルはどうなのか
お金に余裕がある人はいっその事レーシックもありかもしれませんね。
プロのサーファーでもレーシックを受けている人も結構いるようです。
ただ、レーシックは良いことだけではなく、リスクもそれ相当にあるようですので、受ける際はしっかり下調べすることが大切です。
一方で、度付きのゴーグルなんてものもありますが、正直サーフィンでの使用はおすすめしません。
プールでの使用ならかなり使えるかも? |
理由は波が大きいと簡単にズレたり、流されたりする可能性があるから。
うねりが大きいときは波のパワーは凄まじいですからね~。(高確率で失くしそ)
また、水滴が付いたときや中が曇ったときなんかは、逆に危険度が増してしまいます。
そして何より目立つしちょっとかっこ悪いw
「目立ってなんぼ!」「そんなの気にしない!」って人は、波が小さい日限定で使用してみるのも良いかもしれませんね。
結局視力が悪いサーファーが海で楽しむためには?
視力が悪いサーファーが海で楽しむためには、やはり使い捨てのコンタクトが最有力になってくるように思いますね。
個人的にはトータルのコストやわずらわしさを考えると、レーシックも有りなのかなって感じです。
ただ、一度に支払う金額が大きのと、目のことなのでやはり怖さがある人も多いですよね。
まだ視力が悪い状態でサーフィンしている人、コンタクトの着用を検討している人は、まずはコンタクトでサーフィンしてみて、あまりにわずらわしさがあるようならレーシックを考えても良さそうです。
ちなみに、僕はわずらわしさ感じながらも、10年間コンタクトをしてサーフィンを楽しんでいますw
何だかんだ言っても視力が悪いサーファーは、コンタクトをすることが手軽にサーフィンを楽しめる手段なのかもしれません。
・2019年1月18日追記・・・レーシックについて眼科の先生に聞いてみました!
サーフィン中のコンタクトがわずらわしいので、以前から僕もレーシックに興味がありました。
そこでレーシックについて、いつも通っている眼科の先生に相談してみました。
その時に得られた情報をシェアしたいと思いますが、あくまで1人の先生の意見であり、全ての人に当てはまるわけではないので、参考程度に御覧ください。
角膜を削って視力を矯正するレーシック手術ですが、この手術にはデメリットが多いようですね。
ちょっと簡単に書いていきます。
まずは手術しても近視の進行は止まらないということから。
個人的に結構びっくりしたのがこれです。
矯正してしまえば半永久的に目が見える気がしていましたが、矯正した後も視力の低下は進行していくようですね。
矯正をした後で目が悪くなってしまうと、視力を出すためにハードコンタクトの着用が必要になってくるとのことです。
ハードコンタクトでサーフィンはちょっと怖いですね。(外れやすかったり、壊れたりと)
しかも、老眼も防げるわけではないので、矯正後近くも遠くも見えなくなる可能性も高いとも言っていまいた。
で、1番恐ろしいのが失明の危険性です。
手術には絶対成功ということはないですが、レーシック手術も例外ではないようです。
計画通りに角膜を削れたとしても、何らかの原因によって術後視力が劇的に悪化することがあり、最悪失明という恐ろしいケースも多々あるようですね。(汗)
僕の通ってる眼科にいた患者さんも東京でレーシック手術を受けたようですが、失敗して失明してしまったとのことです。(手術したクリニックは非を認めなかったらしい)
レーシック手術をするクリニックではアフターケアも十分ではないところも多いようで、そこら辺のことも眼科の先生は問題視していましたね。
そのようなことも含めて安全性に疑問が残るため、眼科の先生たちは結構レーシック手は冷ややかにみているようですよ。
レーシック手術に国の保険がおりないのも、このようなリスクが背景にあるからかもしれませんね~。
ただ、これらはあくまで一例に過ぎないので、レーシックをやらないほうが良いと言っているわけではありませんw
このようなリスクも考えながら慎重に行動したほうが良さそうということです。
ちなみに僕は先生の話に完璧にビビったので、コンタクトサーファーを継続していきます!w
まとめ
以上、サーフィンとコンタクトについて書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
上述したように、視力が悪い状態で入るのは、自分も周りのサーファーも危険ですのでやめたほうがいいです。
危険を回避するため、サーフィンを楽しむためにもコンタクトの着用はおすすめです。
関連:サーフィンは何が楽しい?難易度が高いのに面白いと感じる魅力とは?
ただ、コンタクトをしてサーフィンする際は、できるだけ目の健康に配慮しながら海に入るようにしてください。
少しの油断で失明してしまったらそれこそサーフィンなんて出来ません。(汗)
サーフィンを長く楽しむためにも定期的な検診は忘れないでくださいね!
ではでは今日もファンウェーブを期待して!!