【サーフィン・ヘッドキャップ】選び方を解説!オススメのかぶり方や口コミも

いよいよ秋も終わりに近づき真冬が近づいてきましたね~。
冬は人が少ないので練習できるので嬉しいですが、やはり寒さはいつまでたっても嫌ですねw
冬のサーフィンでの寒さを軽減してくれるアイテムは多々ありますが、その中でも重宝するのがヘッドキャップです。
少し前までは、ヘッドキャップをするサーファーは”根性がない”、”ヘタレ”なんて言われることもあったとのこと。
個人的に快適を否定する人には、
- 「火も自分で起こして料理するの?」
- 「車も使わないの?」
と、個人的には思ってしまいますがw(快適を求めるのは人間として当然です)
快適を求める現代で良いアイテムを使うのは当たり前で、最近では冬のサーフィンでのヘッドキャップ姿は珍しい光景ではなくなりました。
ヘッドキャップがあるだけで真冬のサーフィンが激変しますから、まだヘッドキャップを使用したことがない人や根性サーファーにぜひとも使ってほしいです。
そこで今回は冬のサーフィンを快適にしてくれるヘッドキャップについて書いていきますよ!
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【サーフィン・ヘッドキャップ】種類と選び方をわかりやすく解説!

一言でヘッドキャップといっても、実はその形状はさまざま。
- 入水する地域
- 気候や気温
- 波の大きさ
などなど、場合によって「快適と感じるヘッドキャップ」も変わってきます。
しかしながら、ヘッドキャップを数種類買い揃えるのも正直微妙なんですよね。
理由はシンプルに”もったいない”からw
ヘッドキャップも安いものではありません。
購入を予定している人は、「どんなシチュエーションでも使えそうなヘッドキャップ」に絞っておくとコストは抑えられます。
ということで、まずはヘッドキャップの種類を把握しておきましょう。
ここで紹介するものがすべてではありませんが、主流になっているヘッドキャップをご紹介します。
形などがわかりやすいように、バナー楽天やAmazonでのバナー画像を一緒につけるので参考にしてください。
・フルカバータイプ
まずは「フルカバータイプ」のヘッドキャップから。

フルカバータイプは、「頭から首元まで防寒してくれるヘッドキャップ」です。
これは冬のサーフィンには本当に重宝するタイプのヘッドキャップで、北関東から北の地域や日本海側のサーフィンでは欠かせません。
僕も冬の仙台でサーフィンしていますが、これがあるのとないのでは本当に違いますね~。
寒い地方に住んでいる初心者の人は、正直これ一択でいいと思います。
波待ちしている時間が長い時は、頭のところを脱いで首にかけておけます。(首が多少窮屈ですが)
ツバ付きとツバ無しがありますが、ツバ付きの方がドルフィンスルーをしたときに水が顔にかからなくて個人的にはおすすめです。
デメリットとしては、窮屈感が常にあることやパドルのときに首に圧迫感(首まで隠れるので)があることでしょうか。
それを除けば、寒冷地でのサーフィンでは最強のアイテムですよ。
ちなみに、”裏起毛”のものを選ぶとさらに温かいので、寒さに弱い人にはオススメ。
・ストレッチスキンタイプ
「ストレッチスキンタイプ」は、フルカバータイプよりも肌を隠す生地が少ないタイプです。
フルカバータイプよりも気軽に装着できるし、装着時の圧迫感もフルカバータイプよりも少ないのが特徴です。
首は隠れないので首元は寒いんですが、最近ではこれに「ネックウォーマー」をプラスするサーファーが多い印象があります。
寒さに強い人ならこのタイプでも宮城(仙台)のサーフィンはイケるようですね。
僕の友達も仙台でこのタイプを使っていますが、全然問題ないそうです。(友人はネックウォーマーなしです)
ネックウォーマーを同時に装着していなければ、これも波待ちのときに首にかけておけます。
波がきそうなときに装着すれば、波に巻かれたときに地獄をみなくてすみますw
・ビーニータイプ
次に紹介するヘッドキャップは「ビーニータイプ」です。
ビーニータイプとは、陸でカブるニット帽をイメージしてもらうと良いですね。
上述したフルカバータイプやストレッチスキンタイプよりも、確実にオシャレ度はアップしますw
ただ、
- ”ドルフィンスルーのときにキャップが浮いてしまう”
- ”波のサイズが上がると外れてしまう”
- ”巻かれたときに外れやすい”
といったデメリットもよく耳にします。
パーリングすることが多い初心者の場合、あえてこのヘッドキャップに手を出さなくてもいいかなぁといった印象です。
また、アゴにかかるベルト部分が擦れることもあるようで、知り合いのサーファーはベルトがかかるアゴ周辺にヴァセリンを塗っていました。
・ワークキャップタイプ
最近装着者が増えたな~と感じるのが「ワークキャップタイプ」のヘッドキャップです。
「アゴにかけるベルト」と「後頭部についているアジャスター」でフィット感を調節できます。
(アジャスターがないものもあるようです。各ショップにて店員さんに確認してください。)
髪が長い女性でも装着しやすいみたいで、女性のサーファーが装着しているのを割と見かけます。
見た目もフルカバータイプから比べるとだいぶオシャン。(フルカバータイプはちとダサすぎるw)
ある程度見た目がまともなため、それがウケているのかも知れませんね~。
東北などよりも温かい湘南のほうでは、このタイプがかなり売れているのだとか。
ツバが長いので「冬の日焼け対策」としても活用できそうです。(冬も油断すると結構日焼けするので)
しかし、ワークキャップタイプも形状的に、
- サイズが大きい波のとき
- 風が強いとき
はあまり向いていないですね。
とくにドルフィンスルーやパーリングが多くなる初心者や初級者の人は、波のサイズを確認しながら着用したほうがよさそう。
ドルフィンするたびにキャップの位置を直すハメになったら、沖にでるのも大変ですからね^^;
【サーフィン・ヘッドキャップ】正しい・オススメのかぶり方は?
ヘッドキャップのかぶり方ですが、とくに難しいことはありません。
「フルカバータイプ」であれば、上からかぶって首までおおってしまえばOK。
首まで下ろした部分は、そのまま外に露出した状態で大丈夫です。
くれぐれもウェットスーツの中にしまわないようにして下さい。(海水がガンガン入ってくるので)
見本としては下の画像のような感じですね。
- 「ビーニータイプ」
- 「ワークキャップタイプ」
については、かぶってからアゴにかける部分を調節してあげればいいです。
さきほども書きましたが、首の部分が露出するヘッドキャップは「ネックウォーマー」を着用するとかなり暖かくなります。
首が出てるか出てないかだけで、真冬の海ではかなりの防寒の差がでます。(大きい血管があるので)
なので、快適にサーフィンしたい人は揃えておいて損はありませんね~。
かぶり方としては本当に単純なので、初めての冬を迎える初心者の人も安心して使用できますよ!
基本の装着方法は以上です。
ここからは、「ヘッドキャップをかぶる際の細かなオススメポイントやコツ」についてご紹介します。
・地域や気候で使い分ける
「冬の海」といっても、地域や気候によって海水温や体感温度はかなり違ってきます。
ですので、
- 「地域ごとの水温に適したもの」
- 「天気が良い日」
- 「天気の悪い日」
などで使い分けるのがオススメ。
1月位~4月位では地味に気温や水温は変化します。
金銭的に余裕がある人は、フルカバータイプのほかに手軽に装着できるタイプを購入するのも良さそう。
ちなみに、僕は極度の寒がりで入っている地域も東北なので、相当暖かくなるまではフルカバータイプオンリーです。
僕みたいに極度の寒がり、見た目はどうでもいい人は、フルカバータイプが1個あれば十分でしょう。
・使用後は洗う、乾かす
ヘッドキャップの使用後は、出来る限りウェットスーツとともに洗って乾かすようにして下さい。
僕も面倒がってよくやらかしてしまうんですが、洗わないで放置すると次の使用時に臭すぎて鼻がイカれます。
とくにフルカバータイプの場合は、異臭がまとわりつくので結構きついw
ですので、使用後はしっかり洗うようにしてください。
また、しっかり乾かさないと着用時に冷たくて寿命が縮まります。
洗ったあとは割と乾きづらいです。
短いスパンで使う場合は、洗ったあとに暖房がついている部屋で乾かすのが効果的ですね。
(※注:ラバータイプは劣化の原因になるので暖房の熱には直接当てないようにして下さい)
・ヴァセリンやワセリンを使用する
上述しましたが、アゴにバンドがかかるタイプは、擦れて皮膚が赤くなることが多いですよね。
ですので、この手のヘッドキャップを使用するときはヴァセリンを塗っておくと良いです。
ヴァセリンはウェットスーツのスレなどにも使えるので、1つは持っておいて損はありません。(以外に重宝します)
ヴァセリンが肌に合わない場合は、精製度が高く刺激の少ないと白色ワセリンを使用するのが良さそう。
肌が極端に弱い場合は、さらに精製度の高いサンホワイトやプロペトが効果的なようです。
これらはウェットスーツで脇部分が擦れる場合も使えます。
ご自身の肌にあったものを選んで活用してみてください。
・耳栓をする
サーフィンをしていると、海水が耳に入ることが結構ありますよね?
ヘッドキャップを着用すると、いつもよりは海水が耳に入ることは少なくなります。
が、残念ながら、どうしても隙間から海水は入ってくるんですよね^^;
しかも、一度海水が入ると逆にヘッドキャップが邪魔をして、「海水が抜けなくなる」という由々しき事態が発生w
冷たい海水が耳に入り続けると、”サーファーズイヤー”になる確率が高くなりますので注意が必要です。
ヘッドキャップをしているからといって安心せずに、対策の意味でも耳栓をしてからヘッドキャップをかぶることをおすすめします。
ちなみに、耳栓は安いものでも問題ありません。
結論耳に水が入らなければOKです。
【サーフィン・ヘッドキャップ】使用者の口コミ

ここまで読んできて、
- ”ヘッドキャップをまだ手に入れるか悩んでいる人”
- ”ヘッドキャップは絶対にしないという根性サーファー”
という人もいるかもしれません。
そんな人にヘッドキャップを進めるべく、ツイッターでのヘッドキャップの口コミを集めてみました。
今日は本須賀でまったりサーフィンです。面ツル、腰腹でNICEな感じ!
暖かかったけど、ヘッドキャップしました。ドルヒンの苦痛がなくて良かった( ̄∀ ̄) pic.twitter.com/7qGtHMyd5i— ラーメンとサーフィン大好き (@parazou) 2017年1月28日
カスタムボード お急ぎ下さい!
無風からの9時頃から北西風が強まりヘッドキャップを付けてこなかった事に後悔(笑)
しかし他のポイントはスモールサイズでしたがこのエリアだけはワンサイズ大きく
十分サーフィン楽しめました!
本領発… pic.twitter.com/yOdugDghDT— altoids surf (@altoidssurf) 2017年1月24日
講習待ち時間に調べ物、
冬場のサーフィンてセミドライもけど、
頭も多分耐えれないけんヘッドキャップ必要やん?
絶対そのままとか今でもちょいとくるのに絶対無理〜— ユウ (@oda_u) 2016年10月12日
ヘッドキャップの口コミとしてはこんな感じです。
冬の朝一にサーフィンしたり、サイズが上がってドルフィンスルーを多くするときには、ヘッドキャップはやはり使えるようです。
SNSを調べれば、ヘッドキャップの恩恵を受けている人はまだまだいらっしゃいます。
これらの口コミも参考にしつつ、ぜひヘッドキャップを手に入れてみてください。
【サーフィン・ヘッドキャップ】種類とオススメの使い方まとめ
冬のサーフィンを快適にしたいのであれば、ヘッドキャップをするのが絶対にオススメです。
もちろん我慢できます。(かなり気合が必要ですが)
しかしながら、「我慢しなくて済む方法がある」のであれば、活用しないのは非効率もいいところ。
波乗りに集中したいのであれば、積極的に利用していくのがいいですね!
ちなみに、ヘッドキャップは壊れにくいので、一度買ってしまえば頻繁に買う必要がありません。
数年間使えればコスパ的にも良いのではないでしょうか?
安いものでも着用するだけでかなり違うので、ぜひとも今年の冬はヘッドキャップを試してみて下さい^^