乗ったっていいじゃない・・・。サーファーだもの・・・。

東京オリンピックのサーフィンで波がフラットのときはどうするの?ウェーブプールでの開催も?

2019/01/09
 
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少し前の話ですが、オリンピックのサーフィン会場が千葉県の志田下(釣ヶ崎海岸)に決ましましたね!

 

関連:東京オリンピックのサーフィン会場の志田下は波が良い?駐車場へのアクセス方法は?

 

オリンピックの会場が決まったのは良いんですが、個人的にある疑問が頭をよぎってしまいます。

 

それは、

 

「オリンピックの当日や前後に波が小さかったら、もしくはフラットの状態のときはどうするの?」

 

という単純な疑問です。

 

波が小さい場合でもサーフィンできますし、世界のプロサーファー達はその波に乗る技術があります。

 

しかし、小さい波だとやはり迫力に欠けるし、初めてサーフィンを観戦する人も、

 

「サーフィンって意外に地味なスポーツ?」と誤解を植え付けてしまいそうです。

 

ちなみにルールが分からない人は下の記事を参考にしてください。

 

参考:東京オリンピックのサーフィンのルールと採点方法は?フリーサーフィンとの違いも

 

しかも、微妙な波で金メダルや銀メダルと言われても、多くのプロサーファーが納得しなさそうですよね。

 

仮に波が小さい状態でもサーフィン競技はやるとしても、全く波が無い”フラット”の状態の時はどうするんでしょうかw?

 

関係者の人からしたら全く笑えない話ですよね。

 

しかし、自然が相手ですから”100%大丈夫ということも当然ない”わけで、万が一に備えてないと大変です。

 

そこで今回は東京オリンピックのときにサーフィンできる波がない、つまりフラットのときはどうするのか?

 

ということについて、調べたことを書いていきたいと思います。

 

 

東京オリンピックのサーフィンで波がフラットのときはどうするの?

 

上述したように、東京オリンピックのサーフィン会場は千葉県の志田下に決定しました。

 

志田下といえば「サーフィン道場」と言われるほどの場所で、サイズが上がればプロや上級者サーファーの独壇場となるのは有名な話です。

 

コンスタントにサーフィンできる波がくると言われている志田下ですが、日によってはサイズが小さい時も当然あるでしょう。

 

 

ここまで波が小さいといくら、プロが上手くても盛り上がりに欠けるんではないでしょうか?

 

ところで、本題のフラットの場合の事ですが、

 

残念ながら全然情報がありませんでした(汗)

 

これじゃタイトル詐欺と言われてしまいそうですが、ネットにも波がまったくない場合の情報が出ていません。

 

波がまったくない状態は基本ありえないということなんでしょうか?

 

地元が千葉のサーファーに聞いたら”志田下でもフラット近くのサイズになることはある”ようなので、波がない可能性は0ではないようですが。

 

ちなみに、東京オリンピックのサーフィン開催期間としては、2020年7月26~29日を予定しているようです。(変更があるかもしれません)

 

ネットでみかけた情報だと、過去のこの期間の志田下の波のサイズは腰~胸といったところのようです。

 

この波のサイズだと初心者~中級者の練習には良いかもしれませんが、世界を沸かせる波のサイズではありません。

 

上手い具合に台風のうねりが来れば良いですが、自然相手なのでこればかりはどうしようもないですね。

 

しかも、今この文章を書いていて思ったのですが、台風が直撃してクローズアウトになった場合はどうなるんでしょうね?w

 

波がないのも問題ですが、海が荒れ狂って開催出来ないのもまた大問題です。

 

こんな事を考えたり心配してもしょうがないと言われればそれまでですが、世界中が注目する一大イベントですので、個人的にも少し心配になってしまいます。

 

 

関連:サーフィンのクローズアウトの意味と目安は?初心者が危険な波の基準はある?

 

関連:サーフィンを台風前後にするサーファーはバカ?事故に遭う危険性は?

 

 

ウェーブプールでの開催も?

では、このようなイレギュラーなときにどうするのか?といったときに話題に上がったのが、

 

人工の波を作る”ウェーブプール”です。

 

ウェーブプールを活用すれば、波がフラットだとか海がクローズアウトだとか、ほぼ関係なく開催できちゃいます。

 

日本でも新しいウェーブプールができてきており、活用する人も段々と増えていくかもしれません。

 

関連:サーフィンができる日本の人工ウェーブプールの場所や料金は?感想や口コミも?

 

実は東京オリンピックでも、ウェーブプールを活用するかしないかの議論が多少話題になっていました。

 

話題になったのは、レジェンドサーファーの”ケリー・スレーター”が考案する”サーフランチ”というウェーブプールです。

 

 

名前が明確に出ているわけではないようですが、どうやらこのサーフランチがかなり濃厚な感じです。

 

現在このウェーブプールが日本に建設される予定のようで、完成は東京オリンピックの直前です。

 

明らかにオリンピックのサーフィンを意識した動きに、

 

オリンピックはサーフランチで開催か!?

 

とサーフィン界がざわついたようです。

 

 

ウェーブプールにも問題が?

一見かなり都合が良さそうなウェーブプールのサーフランチですが、問題がないわけではありません。

 

実はこのサーフランチの建設には多額の費用がかかると言われているんです。

 

その費用は15億円や20億円など様々言われており、最近では”50億~60億くらいかかるのではないか”とも言われているようです。(凄い金額ですw)

 

この金額を国や東京都の税金でまかなおうとするとしたら、世間の風当たりが相当強まりそうですw

 

仮に、国で建設しても資金の回収にかなり苦戦するでしょうし、現実的ではなさそうです。

 

しかし、このウェーブプールはオリンピックに関係なく建設される予定のようで、WSL(ワールド・サーフ・リーグ)という団体が主体になって動いているとのこと。

 

WSLが主体となれば、スポンサーやサーフィン好きの超富裕層も関わってきそうですから、資金の面では大丈夫そうですw

 

メインは志田下で、オリンピックの開催時にふさわしいコンディションではなかった場合は、ウェーブプールを活用するみたいになれば選手も観戦する側も楽しめそうです。

 

サーフィン界の偉い人が「オリンピックのサーフィンは海でやる」と明言したようですが、まだまだ一波乱も二波乱もありそうですね。

 

 

まとめ

波がフラットの場合もクローズアウトの場合も、オリンピックのサーフィンの開催は難しそうです。

 

天に任せようなんて祈っていても、対処を今のうちに考えておかないと失敗に終わったら悲惨ですよね。(僕が言うまでもなく考えていると思いますが)

 

1番は志田下にオリンピックにふさわしい波が来れば良いですがね~。

 

まぁ、東京オリンピックのときに運よく波があっても次回、次次回はどうすんの?って話ですがw

 

東京オリンピックに関してはウェーブプールの着工状態によっては、まだまだ話が二転三転するかもしれません。

 

進展があれば当ブログでも随時更新していきますので、時々チェックしにきてくださいね~。

 

ではでは今日もファンウェーブを期待して!!

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