東京パラリンピックでサーフィン種目がない理由は?障害者でもできるアダプティブサーフィンとは?

2020年のオリンピックの開催もいよいよ近づいて来ましたね!
東京五輪では”新たな種目としてサーフィンが加わった”ため、サーフィンが好きな人には楽しみが1つ増えたのではないでしょうか?
オリンピック競技に選ばれてからも色々と課題があるようですが、個人的には世間のサーフィンへの反応が非常に楽しみです。
そして、オリンピックが終わると次にパラリンピックが開催され、パラリンピックもオリンピックに負けない感動を人々に与えてくれます。
ところで単純な疑問ですが、パラリンピックでサーフィンって行われるんでしょうか?
水泳とかあるのでサーフィンもやるのかな?と思ったんですがどうなんでしょう?
気になったので調べてみました。
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東京パラリンピックでサーフィン種目がない理由は?
非常に楽しみなオリンピックとパラリンピックのサーフィンですが、なんと今回は、
”オリンピックのみでの開催”のようです。(残念)
オリンピックで開催されて、なぜパラリンピックで開催されないのか気になり調べましたが、有力な情報は得られませんでした。
やはり、自然を相手にするスポーツでは難しいんでしょうか?
いや、でもスキーやスノーボードもパラリンピックでやっていまいたからね~。
そんな理由ではないような?
まぁ、でもサーフィンはかなり自然の力に依存してますから、波のパワーや大きさの調節が出来ないのが難点なのかもしれませんね。
最近クオリティが半端なく上がっているウェーブプールでの開催だったら、その辺のことはクリアできそうな感じもしますが。
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多分僕が知りえない理由がたくさんあるのでしょうねw(大人の事情がw)
ちなみに、サーフィン中にシャークアタックに合ったプロサーファーのベサニー・ハミルトンってご存知ですか?
「ソウル・サーファー」って映画のモデルになった女性で、シャークアタックの被害から見事に大復活を遂げた隻腕のサーファーです。
この動画からもベサニー・ハミルトンの大復活の凄さがヒシヒシと伝わります。
腕が一本でもこのライディングとか度肝を抜かれます(汗)
障害があってもサーフィンができることをベサニー・ハミルトンご自身が証明されています。
彼女をモデルとした映画「ソウル・サーファー」も多くの人に勇気を与えましたが、やはりリアルなベサニー・ハミルトンは凄すぎます。
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才能もあるんでしょうが、やはり桁外れの努力によって彼女のサーフィンが作られているのではないでしょうか。
ハンデがあっても一般人の遥か上を行くサーフィンスキルは、サーフィンをよく知らない人にも凄さが伝わるのではないでしょうか?
障害者でもできるアダプティブサーフィンとは?
動画をご覧の通り”凄すぎなベサニー・ハミルトン”ですが、凄いのは彼女だけではありません。
皆さんは”アダプティブサーフィン”ってご存知でしょうか?
まだ、認知度は低いようですが、日本では「障害者サーフィン」とも言われています。
ちなみに、”アダプティブ”の意味は「適応する」、「適応可能な」と言う意味があるようです。
要は、障害のある人が”自分の持つ障害に適応しながらサーフィンをする”というのがアダプティブサーフィンのようですね。
2015年からはアダプティブサーフィンの世界選手権も行われていて、2016年には日本の選手の”伊藤建史郎さん”や”小林征郁さん”といったサーファーが初めて参加しました。
アダプティブサーフィンをしている皆さんは、持っている障害をもろともせずにガンガン波に乗ってサーフィンを楽しんでいます。
義足の方や片足の方、半身不随の方など障害は様々ですが、皆さん見事に”適応しながら”波に乗っています。(本当に凄い)
見かけによらずタフで、挫折率が高いと言われるサーフィンですので、アダプティブサーファーの努力は並大抵ではないでしょう。
「歳だから・・・」とか、「体力が・・・」とか、「泳げないから・・・」
とか言って、サーフィンをなかなか初められない人も、この動画を観たらきっと背中を押されるはずです。
ちなみに、サーフィンが盛んなオーストラリアやハワイなどでは10年以上前からアダプティブサーフィンが行われていたということです。
日本よりは認知度があり、サーフィンへの考え方にも良い意味で幅があるように感じます。
オリンピック競技には選ばれたものの、日本ではサーフィン自体がマイナースポーツですからね~。
ただ、東京五輪でのサーフィンをキッカケに、アダプティブサーフィンが日本でももっと注目されていくかもしれません。
また日本だけではなく、アダプティブサーフィンの世界大会や支援の活動が世界中の人に認知されれば、パラリンピックでのサーフィン競技の開催も実現するかもしれませんね!
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まとめ
2020年の東京五輪のパラリンピックでのサーフィン競技は残念ながらありません。
しかし、2015年からアダプティブサーフィンの世界大会が行われるようになっていることで、”障害を乗り越えてサーフィンができる”ことが周知され始めています。
世間へ周知されて日常でもアダプティブサーフィンを楽しむ人が増えれば、パラリンピックでのサーフィンも可能になるかもしれませんね。
アダプティブサーファーが”楽しそうにサーフィンしている姿”や”果敢に波に挑む姿”は、何かにチャレンジする人の背中を押してくれることでしょう。
僕もアダプティブサーファーに負けないように自分磨きを頑張ろうと改めて思いました!
ではでは今日もファンウェーブを期待して!!