サーフィンでアカエイが危険な理由は?毒針に刺されたときの対処法や予防法も

夏も本番を迎えましたね~。
毎日異常な暑さが続いており、あまりの暑さにかなりドン引きしている人も多いと思います。
海の中でも熱中症にかかる可能性があるので、水分補給はしっかりして海に入ることをおすすめします。
しかし、暑い暑いと言いますが、夏はあっという間に過ぎてお盆になってしまい少しだけ寂しさもありますね。
関連:お盆のサーフィンは危険? 足を引っ張られる説の都市伝説を検証
お盆が近くなってくると気を付けたいのが「アカエイ」や「クラゲ」の存在です。
今回はこの夏の終わりに気を付けたい”アカエイ”について書いていこうと思います。
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サーフィンでアカエイが危険な理由は?
夏も後半になってくるとクラゲやアカエイといった海の危険生物が多く発生してきます。
(アカエイに関しては発生するというか一年中いるらしいですが、夏前後が活発になるとのこと)
クラゲについては以前に書いた記事があるのでそちらを参考にしてください。
参考:クラゲよけクリームの効果と成分は? 日焼け止めとしても使えるローションについて
参考:ラッシュガードにクラゲ予防の効果はある?トレンカコーデと組み合わせて日焼け対策も
で、この記事ではアカエイについて書いていきたいのですが、アカエイは本当に危険です。
なぜアカエイが危険かというと、記事のタイトルにもなっているのでもう気付いていますよねw
そう!
アカエイのしっぽには毒針があり、刺されると刺された部分から激痛が広がり、腹痛や発熱、失神といった症状もあらわれます。
クラゲやスズメバチなどと同様にショック症状になり最悪の場合、命を失ってしまうケースも少なくないのだとか。
アカエイに刺されると鈍器で殴られたような衝撃や痛みがはしり、時間が経つにつれて傷口の細胞を破壊し始めます。
いや~自分で書いていてゾッとしますね(汗)
サーフィンって危険が多いですね本当。
アカエイの大きさは、数十cmのものから大きいもので1mを超えるものまで存在しています。
デカいアカエイになると毒針が長靴をも貫通させるみたいです。
長靴とか結構頑丈にできているイメージがありますが・・・。
それを貫通するなんてって感じです。
サイズが大きいアカエイほど危険極まりないということでしょうか。
ただ、夏にサーフィンをビーチでやる場合はほぼ裸足ですから、小さいサイズのアカエイでも十分危険です。
ですので、サーフィンだけではなく、子供を波打ち際で遊ばせたりするときや、潮干狩りや釣りの場合も十分に気を付けないといけません。
ちなみに、釣りをやる知り合いに聞いたら、今の時期はアカエイがガンガン引っかかるみたいです。
先日なんて、
「こんなにアカエイがいるのによくサーフィンなんてやってるね~」
なんて言われてしまいましたw
波打ち際からの投げ釣り?(正しい表現が分かりませんが)をやっているんですが、釣りに行くたびに引っかかるので、海にいる数はかなり多いようです。
アカエイは刺激されると刺してくる
アカエイは一般的に自分から人を襲ったりすることはないと言われています。
「じゃあ毒針に刺されるのはどんなタイミング?」
って思いますよね?
実はアカエイが毒針で人を刺すのは外部的に刺激を受けたときなんです。
要は踏んづけたり、無駄に触ったりたときです。
アカエイも生き物ですので、自分の身を守るために自己防衛のために毒針で刺すんですよね。
被害で1番多いのは、浅瀬で誤ってアカエイを踏んでしまって刺されるケースのようです。
ただ浅瀬とはいえ、海で足元に注意して遊ぶ人も少ないですから、アカエイを踏んでしまうのも多いのかもしれません。
この記事を書いていて思ったんですが、波打ち際でダイブして遊んでいる人とか結構危険ですよね?
下手すると足じゃなくて、顔や心臓に近い部分も刺される可能性も高くなりますから、足を刺されるよりタチが悪い気がします。
ネットの情報だと心臓や首付近を刺されて命を落とした例も報告されているそうですよ。
小さいお子さんが海で遊ぶ際はよっぽど注意しないと危険です。
旦那さんや奥さんがサーフィン中に子供が波打ち際で遊んでいる光景はよく目にしますが、アカエイの存在を知ると少し怖いですね。
ちなみに、僕はサーフィンするときに浅瀬でヌルヌルするものを踏んで、何度かびっくりした経験があります。
正体は結局わからないんですが、アカエイの可能性も十分に考えられます。
アカエイだとしたら、たまたま刺されなかったというだけで、タイミングが悪ければ刺されたかもしれません。
そう考えると、アカエイの対策はしていた方が絶対良いように感じます。
毒針に刺されたときの対処法や予防法
アカエイに注意していても砂に潜ったアカエイを発見するのは至難の業です。
ですので、海でサーフィンするときはいつも”刺されるかもしれないという危機感”は持っていた方が良いかもしれません。
そしたら刺されてもパニックにならずに対処できますからね。
・刺されたときの対処法は?
では、アカエイに刺されたときの対処法について書いていきたいと思います。
アカエイに刺されたときは、まずはきれいな水で刺された患部を洗います。
アカエイの毒針がまだ刺さっている場合は、毒針が折れないようにピンセットで抜きます。(毒を出し続けるため早めに抜いたほうが良い)
その後、刺された患部の毒を絞り出し、30分以上45℃以上のお湯で患部を温めます。
このお湯で温めるってのがポイントで、お湯で温めることによって”タンパク質の毒の酵素が熱によって動かなくなる”ようです。
患部が痛んだり腫れてくるとついつい冷やしたくなりますが、”冷やすという行為は痛みを倍増させる”行為なのでNGです。
あとは早めに病院へ行きましょう。
ということで、ネットに書かれている対処法調べて書かせてもらいましたが、ちょっと現実的ではないですね。
だってサーフィンに45℃以上のお湯なんて普通持っていきませんよね?w
そもそもピンセットだって持ち歩いている人は少ないでしょう。
まぁピンセットぐらいはアカエイ対処法の1つとして持っていても良いかもしれません。
100均にもあるでしょうから、海に行く前に買っていく事も可能です。(車内に置いておく)
トラベルセットを車に一個常備しても良いかも? |
なので、1番良い対処法は刺された瞬間に速攻で毒針を抜いて病院に行くということですね。
しかし、刺されたという人のブログを読んでみると、自分では車の運転すらできないほどの激痛らしいです。
運転できたとしても途中で体調が悪くなる場合もあるので、無理に運転していくのはおすすめしません。(周囲の人も危険になる)
誰かに病院まで送ってもらうのがベストかもしれませんが、都合よく送ってくれる”誰か”がいる可能性も低いです。
そんなときは思い切って救急車呼んだほうが良いかもしれませんね。(ちょっと気まずいですが)
救急車を呼ぶにしても、場所が特定しづらいサーフポイントで刺されたときは結構大変です。(シークレットポイントなど)
場所が分かりづらいと助けに行こうにも行くことができませんからw
最悪分かりやすい場所まで自力で移動してから助けを待つしかありません。
救急隊員がサーファーならポイント名を言っただけで来てくれそうですが、そこまで上手い話はないでしょうからw
・刺されないための予防法は?
アカエイに刺されたときの対処法も大切ですが、そもそも刺されないようにすることがもっと大切です。
究極を言ってしまえば海に入らないってことなんですが、それではサーフィンできませんからねw
アカエイに刺されないための予防法について調べたんですが、
・すり足で移動する
・浅い場所からのパドリングで移動する
くらいしかないですね。
ブーツの着用すれば良いのでは?と一瞬思ったんですが、長靴とか簡単に貫通するくらいなのであまり意味がなさそうです。
すり足で歩くって言っても「本当に効果あるの?」って感じだし、やはり早めボードに乗ってパドリングした方が良い気がします。
初心者や初級者でパドリングがまだ苦手な人は出来るだけパドルはしたくないでしょう。
しかし、自分の身を護るためなので頑張るしかありません。
ちなみに、お金に余裕があるならウェーブプールでサーフィンをするっていうのもアカエイに刺されない予防法の1つですねw
しかし、これも場所が限られているので、結局は砂浜に足をつけないようにするのが1番の予防策になるのかもしれませんね。
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まとめ
以上、恐怖のアカエイにの対処法や予防法について個人的な意見も入れて書いてみました。
とにかくアカエイに刺されたら、ピンセットで毒針を抜いて病院に直行すのが良いですね。
痛みが引いて腫れや痒みがひどくなることもあるので、病院には絶対に言ったほうが良いという情報も多いです。
まずは刺されないことが大切ですので、ボードのフィンが海底に付かない程度の深さになったら、さっさとパドルした方が良いでしょう。
アカエイの居住空間に我々がお邪魔しているという事を頭の片隅に入れつつ、怪我なくサーフィンしたいものですね。
ではでは今日もファンウェーブを期待して!!