乗ったっていいじゃない・・・。サーファーだもの・・・。

サーフィンでの津波対策は?仙台サーファーの被害映像も

 
この記事を書いている人 - WRITER -

この記事を書いている2018年3月7日現在、まもなく東日本大震災が発生してから7年が経とうとしています。

 

2019年3月11日追記・・・

 

今日で東日本大震災から丸8年。

 

つい2、3年前の出来事のように感じますがもう8年も経ったようです。

 

あの日から自分はどれだけ成長できたのだろうか?社会にどれだけ貢献出来ているだろうか?亡くなった方達の分まで本気で生きているだろうか?と深く深く考えさせられます。

 

現在は当たり前のように海に入ってサーフィンしていますが、TVで震災当時の映像を観ているとやはり生きてサーフィン出来ていることが幸せなことだと改めて感じます。

 

またいつ起こるか分からない津波ですので、サーフィンをする際の対策もしっかりと考えてすぐに行動できるような心構えを持っておく必要がありますのでこの記事が出来るだけ参考になればと思います。

 

 

僕も宮城県在住のため東日本大震災の恐怖は体験しており、あの恐怖の日をしっかりと覚えていて、小さな地震が来る度に身構えてしまう自分がいます。

 

不幸中の幸いで、僕は津波の被害は直には受けませんでしたが、仕事やサーフィンで通った沿岸部はまさに目を疑う程の光景となっていました。

 

川に家や車が浮いているし、デカいコンテナやトラックが道路に転がっているし・・・。

 

この地震や津波によって膨大な人の尊い命が犠牲となり、未だに多くの方が行方不明のままです。

 

精神的や経済的に追い込まれた方も沢山いて、多くの人の人生を大きく変えてしまった恐ろしい津波。

 

そんな恐ろしい津波ですが、残念なことにネットでは「津波でサーフィンが出来る」とか「津波を乗りこなすサーファー」とかといった類の情報やコメント、動画が多く発信されています。

 

どういう心境で投稿しているかは不明ですし、表現の自由と言われればそれまでですが、個人的にはとても不快な気持ちになってしまいます。

 

そもそも津波ではサーフィンは出来ないので、嘘の情報を発信していることになるのは言うまでもありません。

 

津波はいつ何処で起こってもおかしくないので、このような間違った情報を鵜呑みにしないようにしなければいけませんよ!

 

津波ではサーフィンは出来ない

普段サーフィンする波は、波長が数m~数百mと短く、小刻みに押し寄せるウネリの斜面を上下横にと乗り継いでいきます。

 

一方の津波は、波長が数km~数百kmと非常に長い波の塊が一気に押し寄せるため、サーフィンが出来る状態では無いことがわかります。

 

サーフィンが可能な波

 

 

津波(サーフィンは無理)

引用:国土交通省気象庁ホームページより

 

そもそも東日本大震災で沿岸部を襲った津波のパワーは船や家を簡単になぎ倒す威力。

 

サーフィンで使用するサーフボードがそのパワーに耐えられるわけがありません。

 

果たしてこのような津波でサーフィンがどうやって出来るというのか?

 

個人的な予想ですが、波に接触した時点でサーフボードは壊れ、サーファーの命ももちろんないでしょう。

 

東日本大震災の津波映像は日本のみならず世界の人たちが観ていたと思いますが、あの映像を見て津波でサーフィンが出来ると言うのはやはり軽率な言葉ではないかと僕は強く感じますが、皆さんはどう感じるでしょうか?

 

 

サーファーの津波対策


サーファーの津波対策は何があるのか僕自身考えてみました。

 

・大きな地震が起きたらすぐに海から上がる

 

・周囲のサーファーにも声をかけ避難を呼びかける

 

・近くに高台や高い建物がある場合は自分の足でそこに避難、近くに高台や高い建物がない場合は車で移動しつつ、高台付近で道の端に鍵を付けたまま乗り捨てて避難する

 

情けないけど正直このくらいしか思いつかないし、この行動が正解かもわかりません。

 

言ってしまえば、海で地震が起こっても気付かない事がほとんどで(東日本大震災クラスはわかりませんが)、サーファーは恐らく防災無線で避難が促されてからの避難開始となるのがほとんどだと考えます。

 

沖から岸に戻るまでも、パドリングが遅いとかなり逃げ遅れる確率は当然高くなります。

 

関連:パドリングを強化するトレーニングのやり方は?コツや上達法まとめ

 

地震にすぐに気付かない上、沖から岸に戻るまで時間がかかるので、避難開始が大幅に遅れます。

 

その分高台に避難する行動をいかに早く出来るかが命を繋ぐ鍵になりますが、問題は”車やサーフボードはどうするか”ってことです。

 

避難経路が徒歩でしか行けない場合は、最悪車は置いて行くしかないですね。

 

サーフボードも持って行きたいのが本音ですが、避難場所にどれだけの人がくるかわからないので、邪魔になるサーフボードもやはり置いて逃げたほうが良いでしょう。(そもそも逃げるのに邪魔ですね)

 

高台が近くにない場合は車で移動になりますが、東日本大震災でも車の渋滞によって逃げ遅れた人も多いので、場合によっては途中で乗り捨ててダッシュで避難するしかなさそうです。

 

その為、普段から”どこにどのような建物があるか””どこの道路が渋滞しそうか”など、サーフィンに通うときの行き帰りの道で周辺の状況を観察しておくと良いですね。

 

緊急を要する事態に「建物の位置が分からない」、「渋滞で逃げられない」といった事がないようにしないといけません。

 

この動画でも分かるように、少しでもあたふたしている間に津波は迫ってきます。

 

一瞬でも判断が遅くなると、場合によっては命が危険にさらされます。

 

とくに東日本大震災クラスの津波になると、その危険は一層大きなものになりますよね。

 

そのため、車や貴重品を手放すのは非常に惜しいですが、瞬時に全てを手放して逃げる覚悟も必要になります。

 

軽い言葉に捉えられるかもしれませんが、命さえあれば何度でもそれらを手に入れられるチャンスはありますから、まずは自分の命を守る確固たる意思が大切になるのではないでしょうか。

 

 

オレンジのフラッグを掲げる#beORANGE

あなたは東日本大震災大震災をキッカケに発足したプロジェクトチームの「#beORANGE」はご存知ですか?

 

「#beORANGE」の掲げる防災法は、

 

”オレンジのフラッグを掲げることで避難行動を促す”ことです。

 

オレンジのフラッグが見えたら、

 

「地震が起きたぞ!」「津波がくるから早く上がれ!」のサインだそうです。

 

オレンジは津波防災の色。#beORANGEのホームページはコチラ

 

海に入ってしまうと、強風で防災無線が聞こえないこともあるサーファーや、海岸付近にいる観光客や釣り人に危険が迫っていることを知らせ、避難行動を促すといったプロジェクトだそうです。

 

サーフィン中は災害の危険情報が入りづらいため、目で見るだけで避難行動が出来るオレンジフラッグは、サーファーにとって重要な命綱となってくれそうです。

 

津波の到達時間が短い場合は旗を振る人にも危険が及ぶため、近くの津波避難タワーやビルにオレンジ色の旗が掲げられるそうですので、普段から陸地の方を眺めるクセを付けると良いですね。

 

#beORANGEを覚えておけば、何か重大な事が起こっても、旗を見れば避難行動が早くとれます。

 

いざという時に、

 

「なに?あのオレンジの旗・・・。」

 

と言っているようでは助かる命も助かりませんから、津波対策の一貫として是非プロジェクト内容に目を通しておくのがおすすめです。

 

ただでさえサーフィンは自己責任が強く問われるスポーツなので、いざというときの対処法はしっかりと確認しておくのがベストです。

 

台風接近時のサーフィンでも、よくサーファーはバカだと言われることが多いので、サーフィンのイメージが悪くならないような行動を僕らサーファーも目指す必要があります。

 

関連:サーフィンを台風前後にするサーファーはバカ?事故に遭う危険性は?

 

このような防災の取り組みがもっともっと広まることを望むと同時に、僕らサーファーも防災の意識を高めていかなければいけませんね!

 

 

仙台のサーファーの被害

あれだけの津波の中、犠牲になったサーファーはいたのか?

 

または、どうやって生き延びたのか?と疑問を抱いている方も少なくないでしょう。

 

調べて見ましたが、東日本大震災の時にサーファーが被害にあったとの情報は見つかりませんでした。

 

とくに被害が大きかった北日本では、東日本大震災の当日は、幸いにも”サーフィン出来る波が無かった”為に、入水しているサーファーはいなかったようです。

 

僕はその日仕事で海には行っていませんが、スマホで波のチェックした時は確かにサーフィン出来るような波のサイズはありませんでした。

 

サイズが上がると平日でもサーファーが多くなる仙台新港ですが、不幸中の幸いと言える出来事ではないかと考えています。

 

しかし、サーフィンをするため海を見に行っていたサーファーもいたようで、その場で津波を目撃、撮影した人もいます。

 

 

もしも東日本大震災の時に自分がサーフィンしていたらと考えると、やはりゾッとしてしまいます。

 

先程も言ったように、波のサイズがありサーファーが大勢いるコンディションだったら、犠牲になるサーファーも恐らくでていたことでしょう。

 

それを思うと、やはりサーフィン中の地震、津波の対策は、自分の命を守るためにとても大切なことなんだと感じます。

 

 

東日本大震災の被害

東日本大震災での津波の映像をみると「本当に日本のことなのか?」と改めて思ってしまいます。

 

もちろんこの災害が”どこの国で起こっても痛ましい大災害”ではありますが、「自分住んでいるところでこのような事が起こるなんて・・・。」というのが正直なところです。

 

その東日本大震災から早くも7年が経過しようとしています。

 

 

いつ見ても凄まじく、人間がいかに小さい存在かを思い知らされます。

 

この未曽有の大災害によって2018年3月7日現在で1万5895人の方が亡くなっており、2539人の方が未だに行方不明となっています。

 

本当に痛ましい災害でしたが、そのとてつもない苦しみの中でも、新たに一歩を踏み出す決意をする人たちも多いです。

 

辛いけど、苦しいけど、決して忘れてはいけない東日本大震災。

 

年に1度でも良いので、ほんの少しでも良いので、世界中の人が思い出して、命の大切さを改めて感じてほしいと心から思います。

 

 

現在では昔のように、海にサーファーや海水浴の人が集まりだしました。

 

震災前の活気が戻りつつある東北や宮城の海ですが、東日本大震災があったことやあの日に感じた気持ち、亡くなった方のことを決して忘れてはいけないし風化させないようにしなければいけません。

 

このような大災害から、自分や大切な人の命を守るために日々何が出来るかを考えれば、自分が今何に取り組むべきかも分かるし、大切な人への思いやりも自然と生まれてきますよね。

 

 

まとめ

改めて言いますが”津波でサーフィン!”なんてとんでもタイトルの動画やネットでのコメントがありますが、津波でサーフィンは絶対に出来ません!

 

この記事をまで読んで頂ければわかると思いますが、くれぐれも”津波が来たら乗ってやろう!”なんて考えは起こさないようにしてください。

 

また、サーフィンをするにあたって”津波が来たらどうするか?”ということをシミュレーションしておくと、いざという時に焦らないで行動できます。

 

各自治体によっても避難の仕方が変わるため、普段通う海の避難経路など事前に調べておくといいですね。

 

東日本大震災を振り返りましたが、あの絶望の日から今こうやってサーフィンが再開出来たのも、自衛隊や消防、警察や自治体、サーフユニオンや各サーフショップの人たちなど、沢山の人たちのおかげです。

 

本当に感謝感謝です。

 

この感謝の気持ちを少しでも社会に還元出来るように、仕事もサーフィンも頑張りたいですね!

 

最後になりますが、東日本大震災で残念ながら被害あわれた犠牲者の皆様に心よりご冥福をお祈りします。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© なみにのるひと , 2019 All Rights Reserved.