ハワイのワイキキのポップスでサーフィンするときのポイントの行き方や注意点は?

世界中から観光客が集まるハワイのワイキキビーチでサーフィンしようと思うと混雑は避けられません。
混雑を少しでも回避するには海に入る時間帯を調整するのも効果があるのでおすすめです。
関連:ハワイのワイキキサーフィンで混雑回避の時間や方法はある?早朝がおすすめの理由も
ワイキキビーチと言ってもサーフポイントはいくつかに分かれており、もっとも混雑するのがデューク・カハナモク像の正面にある「カヌーズ」。
ワイキキビーチ全般混雑はしますが、ここはとくに混むのでカオス気味。(汗)
激混みのカヌーズを少し離れるとポップス(ポピュラース)というサーフポイントがあるのは有名です。
ちょっとパドリングがキツイかもしれませんが、人混みを少しでも避けたいのであれば行き価値は十分にあるポイントです。
下記クリックで好きな項目に移動
ワイキキのポップスでサーフィンするときのポイントへの行き方や注意点は?
”ポップス”とは激混みポイントのカヌーズよりも300メートル以上パドルしないとたどり着けないポイント。
位置的には下のお借りした地図を参考にしてください。

参照:スポナビハワイ様
ワイキキビーチから遠いのが分かりますね~。
300メートルもパドリングするとなるとかなり腕や背中に負荷がかかるので、あまり行く人が少なく(コンディションによっては混むことも)、ワイキキビーチの穴場スポットと言われています。
もはやいろいろなブログで紹介されているので穴場ではない気もしますがw
それでもパドリングに自信がない人や時間がない人はあまり行かないようです。
行くとしたらどこから行けば良いのでしょうか?
ポップスへの行き方は?
ポップスはシェラトンホテルの遥か沖なので、単純にシェラトンホテルの近くから沖に出るのがわかりやすいですね。
カヌーズよりも東のホテルに宿泊している人はシェラトンホテル付近までボードを持って歩いて行くか、カヌーズを突っ切ってパドルするのが選択肢として考えられます。
パドルして突っ切った方がトータルの時間が短縮できますが、パドリングに自信がない人やポイントに着くまで体力を少しでも温存したい人は、シェラトンホテル付近まで歩いたほうが良さそう。
まぁ、普段入っていないポイントなので、ポップスにエントリーする場所はわかりやすい方が絶対におすすめです。
ポップスにエントリーする場所としてはわかりやすいのは、
・カヌーズ周辺のポイントから
・ロイヤルハワイアンホテルの前から
・シェラトンホテルとハレクラニホテルの間にあるちっさいビーチから
このどれかになります。
下のはシェラトンホテルとハレクラニホテルの間の地図です。(参考までに)
あなたの宿泊するホテルの位置やその日の海のコンディション、気分などで選ぶと良いですね!
ポップスでサーフィンするときの注意点は?
ポップスでサーフィンするときにはいくつか注意点があります。
ここではポップスでサーフィンする際の注意点をいくつか挙げたいと思います。
・行きも帰りもパドリング!帰りの体力は取っておく!
上述しているようにポップスでサーフィンを楽しむためには300メートル以上はパドリングしないといけません。
「300メートル?余裕余裕!」
と、一見余裕そうに感じますが、300メートルのパドリングってかなりハード。(汗)
行きは余裕があったけど、帰りは腕も背中もパンパンでビーチまで帰れないという事態にならないように注意したいところ。
日によってはカレント(流れ)が強いときもありますからね~。
関連:サーフィンで波が怖くて沖に出れないときの克服法は? カレントの見分け方と対処法!
ですからパドリングや体力に自信がない人は筋力、体力をつけてから挑むようにするのがベスト。
初心者の人はポイントを知る中・上級者サーファーと行くようにするのがおすすめです。
・思っていたより波のサイズが大きいときがある
ポップスはビーチから離れたポイントにあるので、波のサイズの確認がしづらいです。
300メートルほどなので肉眼でも確認できますが、詳細の波の状態は近くに行ってからではないと分からないです。
近くまで行って、波のサイズが思ってたよりデカかったということも普通にありえます。
波のサイズが胸~頭くらいでも大丈夫な人にはラッキーですが、そのサイズはちょっと怖いという人には嫌な誤算になりそう。
そんなときは無理をせずに、引き返すのも全然ありですね。(なにかあってからでは遅いので)
関連:サーフィン初心者の練習におすすめの波の高さは? サイズの種類と選び方のコツも!
・ローカルには敬意を払う
ハワイにも当然ながら地元でサーフィンをするロコサーファーはたくさんいます。
初心者や観光客が多いと言われるワイキキでもロコサーファーがいるのでその事を忘れてはいけません。
彼らは普段からそこのポイントを愛し通っているので、ぽっと出の観光客サーファーが出しゃばるのはNGです。
日本でもそうですが、ローカルサーファーはそのポイントでいつもサーフィンしている人の顔を把握しているので、観光客サーファーはすぐに分かるでしょう。
彼らに敬意を払ってサーフィンしていればトラブルを回避できたり、逆にトラブルがあったときに助けてくれることもあるでしょう。
・ロコサーファーへの声がけをする(ハイ、ハローなど)
・ロコサーファーよりも沖で波待ちしない
・ロコサーファーの前乗りは絶対しない(ロコサーファー意外もNGですが)
ロコサーファーには最低限これくらいの配慮はしておきたいところ。
ポップスに限らずこれはどこの海に言っても同じなので忘れないようにしておくと良いですよ!
関連:サーフィン初心者がローカルに注意すべきルールやマナーまとめ
ポップスはショートボードでも大丈夫?
ワイキキビーチ全般波が厚いのでロングボード向けの波と言えます。
でも「ショートボードで乗りたい!」と考えている人もいますよね。
ポップスはカヌーズやクイーンズ同様、波のサイズが胸肩くらいあれば波のパワーもしっかり感じられショートボードでもサーフィン可能です。
冬の時期のワイキキではサイズがあまり期待できませんが、夏はサイズが上がりますからね~。
参考:ハワイは冬の時期にサーフィン出来る?初心者サーファーが入れるポイントは?
で、ポップスではショートボードで入っても注意されるわけではないので、ショートボードで入りたい人はポイントまで行けます。
ただ、ショートボードだとポイントまでパドリングがロングボードよりも辛いことは覚悟していた方が良いでしょう。(汗)
しかも、ポイントに着いてもロングボードやパドリングが強いハワイアン相手のため波の取り合いに勝つのは結構厳しいかもしれません。
関連:サーフィンの波の取り合いで勝つためのコツやポイントは?置いていかれる原因と対処法
ロングボードが来ないインサイド側で待機するのも手ですが、ポップスは下が砂とリーフの混合なので、干潮時や波を追いかけ過ぎるといったことには注意が必要です。
と、否定的なことを書きましたがw、実際にはその日のコンディションやサーファーの数でも乗れるかどうかは大きく変わります。
運良く波数が多ければショートボードにも波が回ってくるでしょうから、ショートボードでサーフィンしたい人は行ってみるのも良いですね!
あ、ちなみに波質的にはサイズが上がっても分厚い波なので、リップ系の技をガンガン決める感じではないですので掘れる波が苦手な人には良さそうです。
ポップスでのライディング動画(皆さん超楽しそう♪)
まとめ
ワイキキビーチの穴場と言われるポップスに行く際は上述したところから行くのが良いですが、どのコースでもパドリングは15分前後はかかります。
初心者サーファーやパドルに自信がない人は必ずポップスに慣れているサーファーと行くようにしてください。
パドリングはキツイですがロングライドできるポイントですのでルールを守って楽しんでサーフィンしてください。
またショートボードで行く際は、パドリングが終始重要となりますのでハワイに行く前にしっかりパドリングを鍛えていってくださいねw
関連:サーフィンで効率的な疲れないバドリングのコツや方法はあるの?使う筋肉の鍛え方は?
関連:パドリングを強化するトレーニングのやり方は?コツや上達法まとめ